今話題の覆面調査員のアルバイト

覆面調査員のアルバイトは基本的に一人で、しかもある程度自分の都合のつく日時で自由に行うことができます。

調査すべき仕事の内容は事前に指示されますが、実際の仕事は別に上司が隣にいるわけでもありませんし、同僚たちとチームを組んで行うわけでもありません。

複雑な人間関係などは一切気にせずに自分のペースで行えるわけです。

仕事ですから締め切りは設定されていますが、その期間内であれば実際の調査をいつ行うかは自分の自由であり、ちょっと空いた時間があればそれを有効活用することができます。

一方で、そのような状況であっても一人で自主的に仕事を進められる人である必要があり、いちいち細かく仕事の進め方の指図を上の人から受けないと動けないような人はこの仕事には向いていません。

調査内容について、仮に間違っていたとしても、あるいは実際には適切な調査を行っていないにもかかわらずいい加減な結果報告を上げたとしても、ほとんどの場合、それが間違いであるとか虚偽の報告であると即座に気付かれるようなことはありません。

これはある意味で当然で、報告を見て最初から直ちに間違いとか虚偽と分かっているようであればそもそも覆面調査員に調査させる必要性などないわけです。

ですが、ある程度そのようないい加減さが積み重なるとこれまた当然の帰結として何かおかしいと気付かれることになります。

自分しか調査していないのだからいい加減にやっても分からないだろうなどと甘く考えるのではなく、しっかりと自分を律することのできる人である必要もあります。